こんにちは。私は人財育成コンサルタントの平井と申します。
今回は、あるソフトウェア会社でビジネスゲームを使って社員研修を行ったことについて、ご紹介したいと思います。
まず、ビジネスゲームとは、仮想的な市場や企業を設定し、参加者が経営判断を行って競争するシミュレーションゲームのことです。
当社はビジネスゲームを独自開発し、ゲームを使って、経営数字の理解や分析力、戦略立案力、チームワークなど、経営に必要なスキルを効果的に身につける社員研修、幹部研修をご提供しております。
今回のクライアント先の会社では、社員及び幹部の経営数字に関する知識が不足しており、会社の業績が低迷していました。
管理職は、目標数値に無頓着、営業部門は安易な値引きをする。社内組織では、相互チェック体制がとられていない、コミュニケーションが適切にとられていないなど、様々な問題がある会社でした。
そこで、私はビジネスゲームを使って社員研修を提案しました。ビジネスゲームでは、参加者は３人1チームとなり、家電量販店として市場に参入します。
各チームは、資金調達や設備投資、販売促進などの経営判断を行い、市場シェアや投資利益率などの経営数字を追求します。ビジネスゲームの中で、ご自身たちで決算書を作成してもらい、分析までしてもらうため、本当に寝てる暇もない研修です。
研修の結果は、非常に良かったです。参加者は、ビジネスゲームを通して、経営数字の意味や重要性を理解できたようですし、また、自分たちの判断が会社の業績にどう影響するかを実感したようでした。
さらに、チームで協力して戦略を立てることで、コミュニケーションやリーダーシップが向上した李、相互チェックの重要性も認識できたようです。
研修後のアンケートでは、高い評価を得ましたが、以下は、一部のコメントです。
「ビジネスゲームはとても楽しくて勉強になりました。経営数字が苦手だった私でも、ゲーム形式だと理解しやすかったです。自分たちの決めたことが数字に反映されるのが面白かったです」
「ビジネスゲームでチームワークが深まりました。メンバーそれぞれが役割を分担して協力しました。意見交換や議論も活発に行われました。チームで一つの目標に向かって頑張ることができました」
「ビジネスゲームで戦略的な思考が鍛えられました。市場や競合他社の動きに応じて柔軟に対応しました。また、長期的な視点で計画を立てることも学びました。自分の仕事にも役立てたいと思います」
ビジネスゲームは、人財育成コンサルタントとして、社員研修の有効なツールだと感じました。クライアント先の会社の業績も、研修の効果が現れてきています。今後も、ビジネスゲームを使って、社員さんの成長により、企業の経営改善に貢献していきたいと思います。
【経営数字トレーニングとは】
当社のビジネスゲームを使って、会社経営を
しながら、ビジネス数字について体感的に
身につけていただくトレーニングジムです。
【対象者】
全くの初心者向け
特に簿記アレルギー、ビジネス数字アレルギー
をお持ちの方のご参加お待ちしております。
【トレーニングの内容】
①ビジネスゲームを使った実践演習
②知識習得のインプット解説
③事例分析とディスカッション
【講座運用の方針】
当社の講師は講義はしません。
あくまでもファシリテーターに徹します。
何を学ぶのかは、受講者であるあなた次第です。
