こんにちは。私は人財育成コンサルタントをしております。
企業様の幹部の方や幹部候補の方々に「ビジネス数字」を身につけていただき、数字を道具として使える人材の育成支援をしております。
今回、ビジネスの現場で経営数字がどのように活用でき、そのことで事業をどのように発展させることができるのか、その記事を書いてみました。
以下に内容を紹介します。
経営数字とは、会社の財務状況や業績を表す数値のことです。例えば、売上高、利益、資産、負債、キャッシュフローなどがそれにあたります。これらの数字を正しく理解し、分析することで、会社の強みや弱み、問題点や改善点、将来の展望や戦略などが見えてきます。そして何より、経営数字は、会社の現状を客観的に把握するための重要なツールとなっています。
逆に言えば、経営数字が読み取れないと、会社の状況を正確に把握できません。その場合、ビジネス課題に対処するには、自分の感覚や経験、他人の意見や情報などに頼らざるを得ません。
しかし、それらは必ずしも正しいとは限りません。勘に頼ってビジネス課題に対処するということは、根拠もなければ再現性もなく、主観的で不確実性がより増すことから、むしろリスクを高めるということになります。
ただし、単に経営数字を理解するだけでは十分ではありません。それらを活用することが重要です。具体的には、社員や幹部に対しても数値目標を設定し、それに向けて具体的な経営施策を立案し、実行し、評価することです。数値目標を設定することで、目的や方向性が明確になります。具体的な経営施策を立案することで、実現可能性や達成度が検証できます。そして、実行することで、成果や当初目標との差異が明らかになります。
歴史上の偉大な経営者は皆、数字に強い人物でした。例えば、トヨタ自動車の豊田佐吉は、「コスト計算」を発明しました。これは製品ごとに原価や利益率を算出する方法であり、現在でも多くの企業で使われています。また、ソニーの盛田昭夫は、「予算管理」を導入しました。これは予算と実績を比較し、差異分析や対策立案を行う方法であり、現在でも多くの企業で使われています。これらの例からもわかるように、過去の偉大な経営者は、数字を武器として使い、会社の業績を上げてきました。
現代でも、数字を武器として使い、会社の業績を上げている経営者はたくさんいます。例えば、アマゾンのジェフ・ベゾスは、「キャッシュ・コンバージョン・サイクル」や「売上成長率」などの数字にこだわり、オンライン書店から世界最大のECサイトに成長させました。また、スターバックスのハワード・シュルツは、「従業員満足度」や「店舗数」などの数字にこだわり、コーヒーショップから世界的なブランドに成長させました。これらの例からもわかるように、現代の優秀な経営者は、数字を武器として使い、会社の業績を上げています。
以上のように、ビジネスの現場で経営数字がどのように活用でき、そのことで事業をどのように発展させることができるかを紹介しました。経営数字は、経営コンサルタントだけでなく、すべてのビジネスパーソンにとって必須のスキルです。
もし、あなた自身がビジネスの世界で何か実績を残したければ、あなたもビジネス数字を学んでみませんか?私たちは、ビジネス数字をわかりやすく身につけてもらうための「アクティブラーンング」をご提供しています。
私共が使っているアクティブラーニングは「ビジネスシミュレーションゲーム」であり、この中で会社経営を疑似体験していただきます。そのことで、自らの経営判断がビジネス数字にどのように現れるのか、体感的に理解していただく新しいビジネス教育の手法となっております。
【経営数字トレーニングとは】
当社のビジネスゲームを使って、会社経営を
しながら、「ビジネス数字」について体感的に
身につけていただくトレーニングジムです。
【対象者】
全くの初心者向け
特に簿記アレルギー、ビジネス数字アレルギー
をお持ちの方のご参加お待ちしております。
【トレーニングの内容】
①ビジネスゲームを使った実践演習
②知識習得のインプット解説
③事例分析とディスカッション
【講座運用の方針】
当社の講師は講義はしません。
あくまでもファシリテーターに徹します。
何を学ぶのかは、受講者であるあなた次第です。