経済産業省が発表した「未来人材ビジョン」によれば、日本市場では生産年齢人口が減少しており、AIの活用による労働力の自動化が進んでいます。このような状況下で、ビジネスパーソンに求められる能力も変化していきており、従来の「正確性・ミスがないこと」や「責任感・まじめさ」だけでなく、「問題発見力」や「的確な予測」、「推論」そして「革新性」が重視されるようになっています。
企業の成長と存続には、「人材育成」が不可欠です。なぜなら、近年、人的資本を「投資対象の資本」として捉え、人材の価値を最大限に引き出す経営が投資家から強く求められているからです。
例えば、味の素は、人的資本の重要性を認識し、積極的に開示を進めている企業の1つです。有価証券報告書で人的資本投資について詳細に説明し、自律的な組織文化を根付かせています。
具体的には、有価証券報告では、人材育成の方針や社内環境整備の方針、これらの方針に関わる指標を記載しており、さらに、人的資本の定量的な把握や、従業員エンゲージメントスコアなどのKPIを設定するなど、「人財」に関する新たな取り組みをしています。
「リカレント教育」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
リカレント教育は、生涯にわたる学習を促進するための取り組みで、近年、我が国でもリカレント教育への関心が高まっており、企業や政府が積極的に支援しています。リカレント教育を通じて労働者の人的資本を増加させ、経済全体の成長に寄与することが期待されています。
このような動きの背景には、今後、「中堅社員以上の学び直しは不可欠だ。」とする認識が広がったためだと考えられます。
次世代のビジネスパーソンには、今までの正確性や勤勉性以外にも、ゼロからイチを生み出す能力や問題発見力が求められています。そのためには、中堅社員以上も、常に学び直しを行い、多様性を持ったスキルを身に付けることが不可欠です。それは、リカレント教育を通じて、人的資本を強化し、企業の成長に寄与することがより求められる時代に入ったといえるからです。
当社はアクティブラーニングを導入し、新入社員から幹部社員の方々まで、効果的な人材育成を通して、人的資本の拡充、それによる収益の発生源線の構築に寄与します。アクティブラーニングは、一律教育からの脱却し、実践的な研修を通じて社員のパフォーマンスを高めるための手法です。
いつの時代も「人こそが宝」です。人的資本は、企業にとって一番重要かつ、作るのに時間とお金がかかり、労力がかかるものです。しかし、その人的資本こそが「収益を生み出す源泉」といえます。
決して、機械設備やITやAIではないのです。
このように、人的資本経営とリカレント教育は、企業の成長と競争力を高めるために重要な要素となっています。
だからこそ、当社は「人材育成のプロフェッショナル」として、独自開発したビジネスゲームを使い、ビジネス数字に強く、自ら考え、主体的に動く社員や幹部の育成に従事しております。
もし、あなたは自社の収益源泉を「人的資本」によるつくりたいと思っていらっしゃるようでしたら、ぜひ、当社のビジネスゲームを使った社員研修、幹部研修を受けてみてください。
【経営数字トレーニングとは】
当社のビジネスゲームを使って、会社経営を
しながら、「ビジネス数字」について体感的に
身につけていただくトレーニングジムです。
【対象者】
全くの初心者向け
特に簿記アレルギー、ビジネス数字アレルギー
をお持ちの方のご参加お待ちしております。
【トレーニングの内容】
①ビジネスゲームを使った実践演習
②知識習得のインプット解説
③事例分析とディスカッション
【講座運用の方針】
当社の講師は講義はしません。
あくまでもファシリテーターに徹します。
何を学ぶのかは、受講者であるあなた次第です。