こんにちは。本日も当社のブログをお読みいただき、誠にありがとうございます。人財育成のコンサルティングをしている平井です。
今回は、会社に寝る無形固定資産の活用と人的資本が利益や企業かちの源泉であることについて記事を書きたいと思います。
近年、企業価値の主要な決定因子は、有形資産から無形資産へと移行しています。無形資産とは、特許やブランドなどの知的財産や、顧客満足度や社会的評価などの関係資産を指します。
そして、無形資産の中でも最も重要なものが、「人的資本」です。人的資本とは、従業員の知識やスキル、経験やモチベーションなど、人材が持つ能力や潜在力を表します。人的資本は、企業が競争力を維持し、イノベーションを生み出し、持続的に成長するために必要不可欠な要素です。
人的資本は経営の根幹であり、価値創造の中核に位置します。人的資本が高い企業は、生産性や収益性が高く、市場シェアや株価も高い傾向があります。
逆に、人的資本がうまく創り出せていない企業は、コストやリスクが高く、さらに離職率も高いため、市場から取り残される可能性が高まります。このように、人的資本は、まさしく、企業が事業を発展させ、継続させるための基盤となるものなのです。
しかし、多くの企業では平時や順境では人的資本に関連する問題を本質的に捉える姿勢が弱いと言わざるを得ません。
例えば、採用や教育・研修などの投資を減らしたり、離職率やエンゲージメントなどの指標を軽視したりすることが挙げられます。
これは短期的な利益を優先する結果であり、長期的な企業価値を損なうことにつながります。特にグローバル化やデジタル化が進む現代では、市場環境や顧客ニーズが急速に変化し、新たな技術やビジネスモデルが登場し続ける状況にあります。このような状況では、人的資本が低い企業は追随者にとどまり、先行者に差をつけられることでしょう。なぜなら、着実な改善活動が行われなかったり、イノベーションが生まれなかったかりするからです。
では、企業はどのように人的資本を社内に構築すべきでしょうか。私は、過去のコンサルティング実績から以下のポイントを提案します。
以上のように、人的資本は「企業価値」の主要な決定因子であり、経営の根幹であり、価値創造の中核です。
このため、企業は人的資本の価値を最大限に引き出す柔軟性を持ち、人材戦略と経営戦略を同期させて中長期的な企業価値向上を目指すべきです。
私たちは、「人材育成」のプロフェッショナルです。
その知識とノウハウを使って「人材育成コンサルティング」をご提供しておりますが、そのことでご支援できる「人材育成の具体像」について、明確にさせていただきたいと思います。
当社がご支援できる「人材育成の具体像」は、
単に「仕事(業務・作業)ができるヒト」ではなく、「経営の視点」を理解し、判断・行動できる「ヒト」を育成するご支援がしたいと思っております。
特に、「ビジネス数字」を読めて・活用できる人材、ビジネス数字の観点からの「経営の視点」を持った人材の育成です。
それは、子会社・関連会社・事業部・支社を任せられる人財、または、後継者になり得る人財といえます。
さぁ、あなたの会社の「利益」や「企業価値」はどこから生まれているのでしょうか?
ここまで見てきたように、「人的資本」こそが「利益」や「企業価値」を生み出す源泉なんです!そのための「人財育成」のご支援を行うなのが当社の仕事になります!
私どもの「人財育成コンサルティング」では、座学は行いません。
当社では、まず「シミュレーションゲーム」を使い、やりながら、体験しながら「経営の視点」やスキルを身につけていただくカリキュラムをご提供しております。
具体的には、下記のことをコンサルテーションとして行い、
第1:経営の視点を持つ「人的資本」の創出のご支援
第2:社内に「人的資本」を生み出すことのできる人財の養成
の2者を会社内に生み出す仕組みや文化を作ることのお手伝いをいたします。
【第2の人財養成は具体的にどんなことをするのか?】 |
① 対象者にファシリテーターの手法を教授 |
② 話し方や解説手法、教え方を教授 |
③ 動画等の教育コンテンツの作成方法を教授 |
④ 教育効果の測定・評価システムの構築支援 |
⑤ 経営戦略と人財戦略の紐付けの支援 |
利益や企業価値の源泉となる「人的資本」を社内に育成したい、そうお考えの方がいらっしゃれば、ぜひ、一度、当社にお問合せください。
多少時間はかかるかもしれませんが、「人」こそが、結局は会社の成長・存続のカギですので、何らかのお手伝いが必ずできます。
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hirai@m-cass.co.jp