株式会社M-Cass|経営体験型・人材育成研修セミナー|熊本・福岡

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会社組織をビジネスゲームを使って疑似体験することで、組織を感覚的に学ぶ新入社員研修

「人的資本経営」と言われても人財を育成できないと掛け声倒れになってしまう

こんばんは。
私は、会社内に「人的資本」を構築するお手伝いをしている人財育成コンサルティングをしております。

独自開発した「ビジネスゲーム」を使い、大学や専門学校で長年教えてきた経験と公認会計士業務でのコンサルティング経験を活かして、今のサービスをご提供しております。

以前の記事で、「人的資本こそが利益の源泉」ということを書きましたが、利益や企業価値の源泉となる人的資本をどう育成しいていくのか?これは、長年の会社における社員教育の問題だと思います。

「人財育成」「人的資本」と掛け声はいいものの、結局は「座学主体の受動学習」「通常の座学による社員研修」というのが大半ではないでしょうか?
しかも、割と「形式的」な研修になっていることも少なくないのではないでしょうか?

問題は、本当にこれでいいのか?
本当にこれで、会社の「利益や企業価値」の増加に貢献する人的資本を育成できるのか?ということです。

会社の業務運営を感覚として学ぶ研修

では、私の人財コンサルティングでは、「ビジネスゲーム」なども活用し、どのように行っているのか?今回、私が研修を担当したとある会社の「新入社員研修」で行った人財育成の事例をご紹介したいと思います。

ここで、あなたが今の会社に就職した時(あるいは起業したとき)のことを覚えていますでしょうか?

どんな人でもそうですが、いきなり初日からバリバリと仕事ができるなんてことはありませんよね。だいたい多くの企業さんが、ある程度の仕事ができるように「ビジネスマナー」などの研修に入り、さらに「報告・連絡・相談」などの基本的なことを新入社員さんたちに教え込んでいくかと思います。

このとき、勝手が分からず右往左往した経験のある方も多いのではないでしょうか?

これは仕方のないことですよね。

高校・専門学校や大学では、会社組織がどのように運用され、その中でどのように考えて、動けばいいのか、なんてことを学ぶ機会もありませんし、訓練する場もありません。せいぜい、アルバイトで自主的に学ぶくらいしか実地訓練はないのではないでしょうか?

ビジネスゲームで実践演習形式で学ぶ!

上述のようなことは、やってみないと分からない、感覚的な要素も多分に含みます。このため、座学で先生が口頭や黒板で説明したくらいでは全く身につきません。

そこで、私の人財育成コンサルティングでは、その一環として新入社員教育において、独自で開発した「ビジネスゲーム」を使い、実践演習形式で体感的に学んでいただいております。

具体的には、3人1チームに分かれ、1チームを本社(管理部門)、1チームをA支店、1チームをB支店、という形で行います。 そのうえで、本社チームの方には、私の方から下記のように運用していくださいとお伝えしました。

例えば、本社チームの方ではビジネスゲームボードの中で株式発行や銀行借入れを財務戦略を立てて資金調達するとともに、その資金を各支店に送金します。

各支店は、本社から割り当てられたその予算の中で経営をしていくわけです。

また、支店の方には下記のように、業務の遂行(商品仕入・販売から財務諸表作成まで)と、本社への報告などをやってくださいとお伝えしました。

自分達ができていないことがわかるから学びになる!

このような、ビジネスゲームを使った実践演習による「組織運営」のシミュレーションのいいところは、「できていると思っていても、いざ、ゲームの中でやってみるとできていないことに気づける」

という点にあります。

このようなことは、巷たにある座学による研修では絶対に気づかないことです。やってみるからこそ、「感覚」として理解できるところになります。

そのうえで、各チーム間や全チームで、振り返りを行い、「どうすればよかったのか?」といったことをご自身たちで考え、検討してもらいます。

このように実際に新入社員さん向けに行ったのですが、結果はどうなったのか?

本社のチームに関しては、メンバーが本社管理機能として何をやっていいのかがわからず、最初は自チームのゲームボードだけでビジネスゲームをやるだけでした。また、各支店チームも同様で、ただ目の前のビジネスゲームをやるだけでした。

これは仕方ないことです。
先述したように、このようなことは学校では全く習うこともなく、会社に入ってから実地で学んでいくのが通例ですから。

そこで、私の方から、下記のようにファシリテートしていき、社員さんたちをうまく道案内していきました。

(1) 本社メンバーは各支店のチームのところに分担して向かい、状況や売上高など「定性」「定量」の2つの 情報をヒアリングし、集めること

(2) その際に、各支店の資金状況や在庫状況を聞き、 不足分は本社が融通すること

(3) 本社から足を運んで聞かなくていいように、支店メンバーには、適時に情報を本社に報告するように求め たり、ルール化してみること

こういうことは、座学で研修講師が話しても「ふ〜ん」で終わってしまいます。また、社内にこのようなことを学べる教育システムが構築されているところは、そんなにないかと思います。

そこで、私のような人財育成のプロフェッショナルの出番となるわけです。
私の持つ、ノウハウと知識が、まさしく新入社員教育、人的資本の構築にお役に立てられると思います。

ぜひ、社内の人財育成でお困りの方、事業の将来性が不安な方などは、お問い合わせください。「人づくりは、国づくり」そして「会社づくり」です!

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