最近、良く聞く言葉に、「人的資本経営」というものがあります。
これは、人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のことです。
要は、社員教育などに投資、社員の働く環境に投資をして、結果的に1人あたり粗利高めて、営業利益額を増やすとともに、社員さんの成長意欲を満たし、エンゲージメントを引き上げ、ひいては、会社の時価総額を高めようということです。
もう少し落とし込んでいきます。
まず、経営戦略と人材戦略が連動しない機能しません。
例えば、コングロマリット化・新規事業を取り組んでいくという経営戦略になった場合、それができる人材を雇用、もしくは新規事業に対する社内勉強会をしていくといったことです。
一見当たり前のように思いますが、実行は難しいものです。
これができている企業は1人あたりの粗利を増え、持続的に成長できています。これができていない企業の業績は横ばいといった状況になります。
言葉にすると簡単ですが、実際に実行するとなると、実は難しいのです。
なぜなら、
・トップの明確な経営戦略が必要
・経営戦略に合った登用したい人物像づくり
・その人物像に合うような採用、もしくは教育方法
・PDCAができて日々改善している
・その結果、1人あたりの粗利が上がっている、労務時間は削減できている(もしくは横ばい)、社員の定着率は上がっているといった効果測定
といったことが求められるからです。
また、人的資本経営を中小企業に落とし込むと
・適切なKPIの設定と効果測定が必要となります。
これを項目で出すと、1人当たり粗利、労務時間、定着率、組織力診断の評価点、勉強費用、能力の可視化である点数評価。。。。など多数あります。
いかがでしょうか?
大変な面もありますが、人的資本経営は、やれば必ず良い効果が出るといえます。
ここまで、人的資本を社内に創っていくことの必要性について書きましたが、
人的資本を作ることと、そのための制度や仕組みの構築 を混同してはいけません。
例えば、実質的に社員が学べるカリキュラムもなく、単に教育評価と人事評価システムだけ作った場合を考えてみてください。
そうです。 実質的な人的資本にはならないのです。
箱だけ作っても意味はありません。
社内人財を創るための研修が、受講すればとりあえずOKといった形式的なものだったらどうでしょうか?
時間とお金をかけて研修会社に依頼したのに、受講した社員さんの学びにほとんどなっていない場合、それでは実際に人的資本なんか創れませんね。
ですので、結局は、社員さん本人の学ぶ意思とともに、会社の側で用意する社内研修やOJTの場を、実際に効果的な人財育成の場となるようにしていかないといけないのです。
「会社の未来を創るのは人です!」
企業の人材育成は会社の未来を左右する
課題の一つだと思います。
特に昨今の自動生成AIの登場は、
旧来の実務能力とは異なる能力を
社員さんたちに突きつけることに
なりました。
このため、旧来のありきたりな研修ではなく、
短時間でも効果が上がる新しい研修として
「ビジネスゲーム」を使った研修を
当社では提唱しております。
当社開発のビジネスゲームとは、ボードゲーム形式 により、ビジネス上で求められる「経営判断」や「チームビルディング」「経営数字の読み取り」といったスキルなどを直接的・間接的に疑似体験で学べるシミュレーションゲームです。
ゲーム形式で行うため座学による受動学習よりも、遥かに感覚的に身に付けることができ、 多くのメリットがあります。
当社の研修では、ビジネスゲームを使い
下記のことをおこなって行きます。
①チームを組んでボードゲームで会社経営
②経営判断を行う
③自ら決算書の作成と分析を行う
④チームでワークとディスカッション
⑤事例分析を行う
このようなことをやっていただき、
ビジネスにおいて必要な「経営数字」を
メインに学んでいただきます。
当社のビジネスゲームを使うこと
による研修の効果は次のとおりです。
<ビジネスゲームを使った研修を受けることによる効果>
【効果1】
経営数字の観点からの「経営の視点」を身につける
【効果2】
ビジネスにおいて最低限必要な、経営数字
(会計・経営分析・ファイナンス)の知識を身につける
【効果3】
チームビルディングをとおして、役割分担、適材適所、
協働、相互牽制といった組織運営の基本を身につける
<上記の効果により得られるもの>
【効果1により】
「作業・業務」ではなく「経営の視点」で考えることができるようになる。
【効果2により】
定量情報による数字をツールとして活用できるよう になり、自社の状況を客観的に把握し、分析できるようになる。
【効果3により】
会社組織において必要な、人材の配置や役割分担、相互チェックやコミュニケーションの必要性を理解できる。
ビジネスゲームの種類
当社では、1回の研修時間を2時間から4時間程度に設定し、そのために
①ミニゲーム(短時間でできる)
②正規ゲーム(2時間〜3時間)
この2つをご用意しております。
また、会計などの経営数字の知識がない方、
初心者でも学べるゲームをご用意しております。
当社のビジネスゲームを使った研修では、
全国の様々な企業様、団体様で活用いただいて
おります。
・熊本日日新聞者様
・誠美社工業様
・税理士法人中央総合会計様
・第一実業株式会社様
・財務省九州財務局様
・熊本県商工会連合会様
・熊本学園大学様
・熊本市立総合ビジネス専門学校様
などなど
【研修の模様はこちら】
https://youtu.be/41-l2pnC-qU
【Facebookにて情報配信中】
https://www.facebook.com/mcassinc
【お問い合わせ先】
研修の詳細などの内容はこちらより
お問い合わせください。
https://m-cass.co.jp/contact.html