あなたも運命が好転?!積極的心構えで人生を切り開いたある男の話
きょうは、大山公認会計士事務所を営んでいる大山哲氏のお話をしたいと思います。
この方は、「心の持ち方」を変えることで、自分自身の人生を大きく変えてきた方です。きっと、あなたの人生の参考になるかと思います。
この大山氏は、昭和44年の大学3年生のときに急性肝炎を患い緊急入院しました。しかし、そのまま3ヶ月たっても病気が治ることはなく、結局留年してしまい、半年後にようやく退院できたのでした。
とはいえ、退院しても体に爆弾を抱えている身であり「これじゃあ、普通の会社勤めはできない。何か資格を取るしかない」
ということで公認会計士の資格取得を目指したそうです。
一生懸命に努力したものの、最初の7月の二次試験では失敗、再び体調が悪化してしまいました。悪いことに今度は腎臓に病気が発見されたのです。
9月に入院し、手術。12月まで安静。
再び受験勉強に打ち込めたのは、年明けでした。
7月に二次試験を受験し、10月にようやく会計士補の資格が取れインターン期間中は監査法人大田事務所に勤め、その後三次試験に合格、晴れて公認会計士になったのでした。
しかし、会計士になったあとも、また肝臓を悪くして監査法人は解雇され、病身を押して、昭和55年に大山公認会計士事務所を設立したのでした。
その後、どんな小さなクライアントでも誠心誠意仕事をこなし、評判が呼び、職員は5人、10人と増えていって、最終的には30人を越し、本社社屋を建てるまでに至ったのです。
また、大山氏自身も、以前と変わって、生き方は積極的になり、うそのような健康体になっていたったそうです。
大山氏は、病気に翻弄された前半生を振り返りこう語ります。
「病気と決別できた理由は二つあります。」
「1つは、死ぬときは死ぬ、くよくよ思い悩むことはもうやめようと開き直ったことです。」
「もう1つは、積極的姿勢の大切さを理解したことです。」
「
健康も長寿も運命も成功も、人生の一切合財すべてが積極的精神というもので決定されるのです。」
もし、大山氏が病気のことをいつまでも呪い、消極的な人生を送っていたら公認会計士になることもなく、当然に事務所も設立されることはなかったでしょう。
たとえ、病気や不運に見舞われても、そこには大きな利益が隠されているようです。
そして、それを見つけるために必要なものが、積極的な心構えということなのだと思います。
会社経営をしていたり、新規事業のプロジェクトを手がけたり、または、課せられた業務をこなしてしていて、なかなか上手くいかないことも多々あることかと思います。
努力だけでなんとなるのであれば、答えは簡単ですね。
努力だけでは如何とし難いことも現実にはあるので、みんな悩みます。
しかし、こういうときこそ、この大山公認会計士の話を思い出し、積極的姿勢で臨んで下さい!
「なるようになる」
「大丈夫。やるべきことをやっていれば天が導いてくれる」
これらは、心の姿勢ですが、このような心の在り方は意外にビジネスや運命にに大きな影響を及ぼすと思います。
ご自身の人生やお仕事において、不安になったら、ぜひこの話を思い出して下さい。
なお、わたくしどものビジネスゲームでは、サイコロを使いますので、まさしくこの「運」という要素をシミュレーションできます。
会社経営は、本当に戦略性だけでは難しい面があります。
この「運」や「不確実性」というものの中で、どう戦略を練り、利益を大きくし、リスクを減らすのか、ということが経営者や管理者の大きな役割だと思います。
ぜひ、この点をビジネスゲームセミナーで体験していただければと思います。
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