多くの経営者や幹部の方々から、「経営数字は大切だとわかっているが、苦手意識がある」「つい専門家任せにしてしまう」という声をよく耳にします。しかし、会社経営を「飛行機の夜間飛行」に例えるなら、決算書などの経営数字は「暗闇の中で自社の現在地を把握するための計器(コックピット)」に他なりません。
当社の研修では、独自のビジネスゲームを通じて、この「計器の読み方」と「操縦技術」を体感的に習得していただいています。

「経営の神様」と称された松下幸之助氏は、自らの成功を振り返り「90パーセントが運命(運)やな」と語りました。また、最新の科学的シミュレーション(イグノーベル賞受賞研究)でも、大きな成功を収めるのは「最も才能がある人」ではなく、「平凡だが幸運に恵まれた人」であるという衝撃的な結果が示されています。
ビジネスにおいて「不確実性(運)」を排除することはできません。当社のゲームにおいて「サイコロを振る」ということを行いますが、その行為は、まさに現実のビジネスにおける「市場の変動」や「予期せぬトラブル」といったコントロール不能な外部要因を象徴しています。

ここで重要なのは、「運任せの経営」と「運を運用する経営」は全く別物であるということです。
<運自体>
サイコロの目(天候、来客数、景気の波など)はコントロールできません。
<運の運用>
起きた出来事に対し、「利益を最大化し、損失を最小化する」ための意思決定は、経営数字という「やり方(Doing)」でコントロール可能です。
例えば、設備投資を行う際、将来の稼働率という不確実な要素(運)に対し、具体的な数字でシミュレーションを行い、「どうすれば投資を回収し、余剰を生み出せるか」を考えることこそが「運の運用」なのです。
なお、「運任せ」と「運の運用」は、「ギャンブル」と「ビジネス」の違いにも例えられます。
経営者や幹部は、やはり、不確実性の波にさらされる現実のビジネスを乗り切るためには、「運任せのギャンブル」であってはいけないですよね。決算書や経営分析から把握される経営数字をツールとして使い、それを持って「運の運用」をしていくことが「ビジネス」といえます。

当社のビジネスゲーム研修には、以下の3つの大きなメリットがあります。
1. 「失敗」から科学的に学べる: 成功はアート(再現性がない)ですが、失敗はサイエンス(共通の法則がある)です。ゲーム内での失敗は、現実の致命的な痛手を負うことなく、経営の勘所を学ぶ最高の教材となります。
2. 「あり方」と「やり方」の両輪を鍛える: 優れた経営者には、高い志(Being)だけでなく、徹底した合理主義や数字への執着(Doing)が必要です。ゲームを通じて、このバランス感覚を養います。
3. 「行動」を変えるための数字を掴む: 数字は穴が開くほど見ても変わりません。数字は「決断」と「行動」を変えるための道具です。ゲームでの疑似体験は、翌日からの現場での決断スピードを劇的に高めます。

会社は「社長の器以上には大きくならない」と言われます。 サイコロの目に一喜一憂するのではなく、どのような目が出ても「数字の観点から最善の次の一手を打てる」。そんな強い経営体質を、楽しみながら、しかし真剣に、当社のビジネスゲームで築いてみませんか?
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