私どもは、ビジネス人財の育成に寄与していきたいと考えております。
その際の特徴ですが、
「テキストによるインプット」
+
「ビジネスゲームによる実践演習」です。
例えば、「総資産利益率(ROA)」ってありますよね?
どのように計算して算定しますか?
この数値が低いと何を意味しますか?
この数値を引き上げるためにはどのような方策をとればいいでしょうか?
こういうのって、普通のセミナーとか企業研修とかはでは公認会計士とか、中小企業診断士の先生とかが、パワポなどで
「計算方法はこうですね。」
「この数値の意味は・・・」と解説し
受講者は、「ふ〜ん」と聞いておしまいとなるのが通常ですよね。
で、自分たちの学校の授業を思い出していただくと分かるかと思いますが
人の話なんて、ほとんど覚えていません。
ましてや、忙しい経営者の方とかビジネスパーソンは、テキスト片手に、カリカリ勉強している暇はありません。
仕事をしながら、業務をこなしながら学習していく方が大半だと思います。
しかも、試験勉強とか、学術的な知識ではなく、ビジネスで活かせる知識です。
しかし、座学って、非常に効果・効率的な側面で不合理なんです。
私どもは、座学による解説はもちろん行います。
しかし、実際の企業事例をもとにしたワークを行いますし、
なにより、そこで学んだ知識をビジネスゲームを使って実践演習して
いただきます。
例えば、
ビジネスゲーム初級編1回目
↓
よ〜し、会社経営頑張るぞ!!
うん。利益はでたな。
決算書もつくることができたぞ!
↓
あれ?総資産利益率が伸びてない・・・なんでだ???
↓
は〜い。みなさんテキスト開いて〜。総資産利益率の説明をします。
総資産利益率は、このように2つの計算式に分解できるんですね。
そうか!そいういうことか!
であるなら、このように経営戦略を変えると、総資産利益率を上げることができるな!
よし!、次のゲームでやってみよう!
↓
ビジネスゲーム初級編2回目
やった〜総資産利益率が改善し
各チームに対してトップに立ったぞ!
そうか、総資産利益率とはこういう意味なのか!!
とまぁ、こんな感じです。
自ら意思決定し、自ら会計帳簿を記帳し、そして決算書を作るので、そこに
現れる数値の意味が分かりますし、その決算書から得られる総資産利益率についても、体感的に意味するところが分かります。
簿記を教えて15年。
専門学校や大学で簿記検定から税理士、会計士と教えてきました。
また、公認会計士としての業務として監査や税務、経理指導も行ってきまし
が、現状で教えられる知識は、仕事において必要なものがバラバラで解説されます。
講義もテキストもバラバラ。
しかも、資格試験対策であれば問題の解法がメインで、点数を取るため
の受験勉強が主体です。ですので、その知識がビジネスにおいて活かせるかどうか問われません。
そういう現状において、わたくしどもの教材は、もっと違うアプローチで学べると思います。もちろん!
簿記検定や税理士、公認会計士受験生の方も、簿記論、財務・管理会計、経営学について学べますので、試験勉強に対する効果は大きいと思っています。
ですので、職員様の資格試験勉強の基礎知識習得としても利用できます。
そして、私たちのビジネスゲームでは3人1チームでチームを組んでもらい
ボードゲーム内で会社経営をやっていただきます。
このとき、各人役職に就てもらいます。
その役職とは・・・。
CEO〜最高経営責任者
chief executive officer
CFO〜最高財務責任者
chief financial officer
CPA〜最高会計顧問
Certified Public Accountan
ゲーム内では、CEOにはゲーム終了後に経営総括を発表していただきますし、CFOには、決算発表をしていただきます。
また、ゲーム中によく話すのが優勝するチームの共通点です。
その共通点とは・・①役割分担②協働③相互チェックです。
この3つがキッチリできているチームがやはり、いままでも優勝していますね。
ビジネスゲーム内では、会計帳簿に担当者の名前を書く欄を設けており自分自身の名前を書いてもらうことで、担当の役割分担をやっていただきます。
また、相手チームが戦略を練っている場面では、手待ちになるためその間に、お互いに会計帳簿をチェックしていただくことをアドバイスしています。
そう。
これが、チームプレイですし会社組織論においては「内部統制」の理解ということになります。
組織によっては、個人プレイのところもありますが、仕事の幅が広くなると、個人プレイには当然、限界があります。
また、ミスの防止や不正の防止ということも組織では考えなくてはいけません。
これらのことが、私たちのビジネスゲームでは、ゲームで楽しみながら体感的に学べるんです。
わたくし自身、公認会計士事務所時代、個人プレイの事務所でしたので、ミスがでないかビクビクしながら仕事をしていました。
やはり、相互チェックのない組織というのは、働く人にとっては負担が大きいです。
このような組織的な部分も経営者の方に当ビジネスゲームを体験していただくことでご理解
いただけるかと思ってます。