株式会社M-Cass|経営体験型・人材育成研修セミナー|熊本・福岡

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決算書を読みこなし、使いこなせるためには基礎概念を理解しておくことが大事です①

 私どもは、経営者や幹部の皆さま向けに毎月1回の
経営塾を介しております。

 そこに参加される方々は、経営数字に対する意識が
高く、会社が置かれている状況を数字から読み取り、
改善策の効果を数字から測定し、会社の継続や成長を
果たそうと、日々学んでいる方々ばかりです。

 私達は、その経営塾においてまず最初に次のこと
をお話ししています。

 それは

 そもそもなぜ、企業会計では家計簿的に
計算してはいけないのでしょうか?

 もし、このブログの読者の方で簿記や会計について
少しでも学んだことのある方がいらっしゃるようで
したら、このことに1度でも疑問に感じたことは
ありますでしょうか?

 意外とそんなことを疑問に感じたことはないし、
考えたこともないと思った方も多いのではないで
しょうか?

 なぜ、私たちは経営数字を学ぶ経営塾でこんな
基本的なことを聞くのかというと、

基礎概念を始めに理解しないと、技術論だけを
いきなり学んでもちゃんと理解できないし、
その知識を道具として使うことができない
からなんです。

 でも、日本の多くの教育では概念の部分は
さらっと学び、技術論を中心に学ぶことが主流と
なっています。

 例えば、中学高校と学ぶ数学ですが、
日本では数学嫌いはかなりいますよね。
あれは、「なぜ、必要なのか?」といった基本の
概念を学ばずに、いきなり解き方を反復練習で
学ぶからなんですね。

 意味もわからないものも「とにかく覚えろ」
式の勉強だけでは人は嫌になってしまいます。

 同じ話で、受験英語も同じです。
そもそもの英語圏の人のモノの見方や発音に
おける音の捉え方の違いなどを学ばないと
日本人のモノの見方や音の聞き取り方では
英語は習得できないんですね。

 このような形で、私達は小学校から続く
「習うより慣れろ」式の学習のまま大人になり、
大人になっておも同じ方法で学ぼうとしている
のです。

 以上の点から、私達は他の士業系セミナーや
コンサルタント系セミナーとは異なり、教育と
人材育成を専門とする事業を行う会社として、
「基礎概念」からちゃんとお伝えする
カリキュラムとなっています。

 では、簿記・会計における基礎概念とは
何なのか?

 それが先に質問しました

そもそもなぜ、企業会計では家計簿的に
計算してはいけないのでしょうか?

 ということなんです。

そこで、当ブログの読者様は、多くの方が
財務会計や管理会計、経営分析を学びビジネス
の現場で活用し、成果を出したいと本気で
思っている方々でしょうか、上記の質問に対する
回答を数回に分けて記事として配信していきたい
と思っています。

 では、次回、家計簿と簿記では何が違うのか?
というテーマで書きたいと思います。

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