株式会社M-Cass|経営体験型・人材育成研修セミナー|熊本・福岡

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研究技術系ベンチャー企業の経営者に足りないもの

こんにちは。

本日のブログ内容は、研究・技術系のベンチャー企業さん
に関する記事を書きたいと思います。

私たちは、人材育成、特にビジネス教育を主体とする事業
をしておりますので、基本的にはコンサルティング業務は
請け負っております。

その理由は、どんなにアドバイスをしても、結局は経営者
ご本人や経営幹部の方々自身が成長しないと会社は継続・
発展しないと思っているからです。

その中で、例外ではありますが、とある公的支援機関様
にて、ベンチャー企業さんへの経営アドバイスを行なって
おります。

様々なベンチャー企業さんを見させていただいており
ますが、つくづく感じるのは、「素晴らしい技術・サービス」
をお持ちの会社さんが我が国には多数あるなということです。

ところがです。

その素晴らしい技術をお持ちの会社さんが、業績好調で
儲かってしょうがないとか、世界的な企業にまでどんどん
成長している、というわけでは全然ないのです。

えっ?なぜ?
そんな素晴らしい技術があれば、売上もたくさんあがり、
儲かっているんじゃないの?
iPhoneとか、ダイソンの掃除機とかすごい儲かって
いるじゃないか。

そう思われるでしょう。

しかし、実態は異なり、結構な割合のこれらの企業さん
が赤字であったり、黒字でも多額の借入金で苦しんでいる
状態が続いていたりするのです。

その原因は何か?

私は多くの研究・技術系ベンチャー企業さんを見ていて
分ったのは、それら会社の社長さんたちが「技術者」で
あって、「経営者」ではないということです。

「経営者」とは、会社における全責任を負いますし、
経営判断もしなければいけません。
また、技術のことだけでなく、売上を上げるための
営業方針も考えなければいけませんし、資金繰り等
財務的なことも考えなければなりません。

そして、通常の事業会社の経営者の方々が
倫理法人会や同友会などの勉強会で学んでいるように
経営者としての「器」を広げるための「経営哲学」
なども学ぶ必要があります。

そうしなければ、社員はついていかないからです。

しかし、私が見ている技術系のベンチャー企業の社長さん
たちは、技術のことしか見ておらず、「経営者」になる
ための学びは一切行なっていない様子です。

そして、経営者になるための勉強もさることながら、
「商売をする」という視点が完全に抜けているのです。

会社を経営し、事業を継続させ、発展させるには
人を使い、儲けを出さなければなりません。

そのためには「売上」をあげる必要があるのですが、
研究・技術系の経営者の方は、「良いものを作れ
ば何もしないでも売れる」と思い込んでいるのです。

そう。

うどん屋さんでも、ラーメン屋さんでも、車のディーラー
さんでもやっている、「商品を売り込む」「PRする」
といったことが完全に抜けているのです。

その証拠に、自社独自開発の画期的な製品も
その技術的な裏付けや、性能・効果などの内容の
説明に終始しています。

このため、肝心の「お客様に分かり易く、自社製品
をPRする」ということが抜けており、製品の説明
を聴いてても、「買いたくなる」「投資したくなる」
という気持ちが湧いてこないのです。

このようなことから、うまくお客様に自社の
素晴らしい製品を売り込むことができず、
思うような売上が上がらずに、資金的に苦しい
ベンチャー企業さんが多くあるようです。

このようなことから、私どもは

やはり「経営者」「商売人」の育成は重要だ!

と強く感じております。

上述しましたが、どんなに素晴らしい製品や
サービスも世の中に認知され、浸透し、
売上が上がらなければ意味がありません。

そのためにも、研究・技術系の経営者の方々には、
技術的な視点だけでなく、いわゆる「商売の基本」
についても学んでいただく必要があると思っています。

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