こんにちは。
今日は、創業支援、ベンチャー企業支援の
実態について書かせていただきます。
私自身、公認会計士事務所を退所後に
起業しまして、経営者としての立場から
ベンチャー企業様を支援させていただい
ておりますが、実際的にそれらの財務内容
を見ると業績的に苦戦しているところが
散見される現状にあります。
その理由の1つに
「会社経営を練習できる場が存在しない」
ということが挙げられるのではないかと
個人的には考えております。
といいますのは、自治体や国の政策として
確かに多くの創業支援が行われておりますが、
これは自動車の運転に例えるなら、
「道路や標識の整備・交通ルールの整備」
にあたります。
このことで、運転者(創業者・経営者)は
走りやすくなりますが、肝心の運転者自身が、
一度も自動車運転の練習をしないまま、道路
を走っている状況にあり、なかなかのリスクの
高さにある状況で経営者等は走っているのです。
具体的には、私自身がアドバイザーとして
技術系や研究系の経営者様をみていて感じる
のが、多くの人が起業後も「技術者」や「研究者」
であって、意識的にも経営者になり切れていない
ようなのです。
このため、今まで技術のことしかやっておらず、
集客やセールス、集金などの経験や知識もない
まま、いきなり経営をやっている状況にあり、
ここに多くのベンチャー企業様の業績がなかなか
上向かない原因があるのではないかと考えて
おります。
このことから、自治体が行なっている創業支援
という道路整備をいかんなく使えるように、
「経営者自身が経営の練習」をやっておく必要がある
と思い、佐賀県の創業者の方々に当社のセミナーを
受けていただきたいと思った次第であります。
なお、この点に関して、当社のセミナーの特徴と
しましては、独自開発しました
「ビジネスゲームM-Cass」(特許出願中)」を利用し、
会社経営を疑似体験していただくことにあります。
ビジネスゲームの中で、資金調達(株式発行・借入)や
設備投資など、経営上の判断をしていただき、
その結果として決算書を自ら作り、経営分析まで
していただくことで、
自分が下した判断が、経営数字にどのように
現れ、どのように影響を及ぼし、その結果、
資金繰りなどはどうなるのかということを
体感的に学んでいただきます。
このようなビジネスゲームを使ったセミナーは
全国的にも珍しく、新しい試みとして現在は、
熊本県や福岡県、鹿児島県、大阪府、東京都など
の公的支援機関様で開催させていただいております。
参考(中小機構での2019年のセミナー)
https://www.smrj.go.jp/incubation/kdri/event/2019/akn4gh0000004uq0.html
なお、実績の方も上記の創業支援機関だけでなく、
財務省九州財務局様や福岡財務局様で金融証券検査官
向けの研修も担当させていただいており、ビジネスの
初心者向けのレベルから、企業買収などの高いレベル
の内容まで学べるカリキュラムをご提供しております。
このビジネスゲームのミニバージョンを使った
八代青年会議所様でのセミナーの模様をYouTubeにて
アップしておりますので、ご興味のある方はぜひ
ご覧になってください。
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